※2023年以降セゾンプラチナビジネスカードに大きな改悪があり、年会費優遇制度の廃止などを含めカードの維持費は年間27,500円となっています。ご注意ください。
JALカードがたまるクレジットカードはJALカードだけではありません。
本記事では「セゾンプラチナビジネス・アメリカンエキスプレスカード」を紹介していきます。
JALマイルの還元率は最大1.375%であり,JALカードよりも高いマイル還元を受けることができます。
より効率よくJALマイルを貯めたい方はぜひ参考にしてください。
- セゾンプラチナビジネスカードでJALマイルを貯めたい方
- セゾンプラチナビジネスカードのメリット・デメリットが知りたい方
- セゾンプラチナビジネスカードへの入会を検討するポイントが知りたい方
*本記事内では「セゾンプラチナビジネス・アメリカンエキスプレスカード」を「セゾンプラチナビジネスカード」と表記する場合があります。
まずは結論から
まずはじめに,本記事のまとめと結論をお見せします。
- セゾンプラチナビジネス・アメリカンエキスプレスカードの特徴
年会費11,000円27,500円でプラチナカードが持てる(年間200万円以上の利用が条件)- JALマイル還元率は最大1.375%(JALカードよりも高い)
- 充実の旅行保険や空港ラウンジ無料など,旅行好きにとってうれしい特典満載
- メリット
年間200万円以上利用で年会費が割引※廃止- JALマイル還元率が高い
- 会社員でも申し込みが可能
- デメリット
200万円以上利用の難易度- 国際ブランドはAMEXのみ
セゾンプラチナビジネスカードは,以下の条件に当てはまる人に自信をもっておすすめできます。
年間200万円以上の利用ができる- JALマイルを効率よく貯めたい
- 旅行が好き
- 国際ブランドにこだわりがない
カード概要
セゾンプラチナビジネス・アメリカンエキスプレスカードの概要は以下の通りとなります。

- 年会費:22,000円
(※年間200万円以上の利用で次年度11,000円)※廃止 - マイル還元率:最大1.375%
- 電子マネー:Apple Pay, ID, Quicpay など
- 国際ブランド:AMEX
年会費は22,000円と高額ですが,マイル還元率は高く,プラチナカードならではのサービスも充実しているので,興味のある方は最後まで記事をお読みいただけると幸いです。
セゾンプラチナビジネスカードの特徴
ここからは,セゾンプラチナビジネス・アメリカンエキスプレスカードの特徴をピックアップして紹介します。
年間200万円以上の利用で年会費が半額! ※廃止
※本サービスはすでに廃止となっています
セゾンプラチナビジネスカードの1番の特徴は,年会費の割引制度があることです。
カード利用が年間200万円以上の方は,次年度の年会費が11,000円になります。
1万円台でプラチナカードが所有できるのは他に類を見ないお得な制度です。
月額17万円以上のペースで決済できる方はぜひ所有を検討してみてください。
また,2023年3月31まで初年度年会費無料キャンペーンを実施しています。
お試し感覚で1年間利用してみるのもいいかもしれません。
マイル還元率が最大1.375%!
セゾンプラチナカードの所有者は,SAISON MILE CLUB (セゾンマイルクラブ)というサービスに無料で 年会費5,500円で加入することができます。
加入すると,利用額1,000円について10マイルのJALマイルがたまります。(還元率1%)
さらに,セゾンカードの利用により永久不滅ポイントも同時にたまっていきます。
永久不滅ポイントは2000円につき1ポイント(還元率0.05%)ですが,
JALマイルへの交換は,200ポイントにつき500マイル(2.5倍)ですので,
永久不滅ポイントのJALマイル還元率は,0.05%×2.5=0.125%となります。
したがって,SAISON MILE CLUBに加入することでJALマイル還元率は1.125%となります。


さらにさらに,セゾンプラチナカードは「au Pay プリペイドカード」へのチャージが可能です。
au Pay プリペイドカードを利用すると,Pontaポイントが0.5%もらえます。
このPontaポイントは2ポイントにつき1マイルのJALマイルと交換できます。(還元率0.25%)
セゾンプラチナカード+au Pay プリペイドカードの還元率を合計すると,
JALマイルの還元率は最大1.375%となります。
年間200万円利用した場合,27,500マイルがもらえる計算です。
旅行好きの方にとってうれしい特典が満載!
セゾンプラチナビジネスカードはJALマイルをお得に貯められるカードですが,ためたJALマイルで旅行をする際も非常にお得なサービスが受けられます。
内容が盛りだくさんのため詳細は省きますが,特徴的なサービスを以下にまとめます。
- 国内・海外旅行傷害保険が付帯
- 国内:最高5000万円(自動付帯),海外:最高1億円(利用付帯)
- 国内空港ラウンジ無料
- 海外空港ラウンジ無料(プライオリティ・パス無料)
- コンシェルジュサービス無料(レストラン,ホテルの予約他多数のサービスあり)
セゾンプラチナビジネスカードのメリット・デメリット
ここからは,セゾンプラチナビジネスカードのメリット・デメリットについてまとめます。
メリット1:年会費がお得! ※廃止
セゾンプラチナビジネスカードは,年間200万円以上の利用で次年度の年会費が11,000円になります。
月額に換算すると16.7万円ですので,生活費の大部分をカード決済できる方はそこまで大きな負担ではないかと思います。
受けられるサービスを考えるとこの年会費11,000円は破格といえます。
メリット2:JALマイル還元率が高い!
前章でも説明した通り,セゾンプラチナビジネスカードのJALマイル還元率は最大1.375%です。
これはJALカードの還元率(ショッピングマイル加入で1%)よりも高い数値です。
単純に還元率を比較すれば,より多くのJALマイルが獲得できるセゾンプラチナビジネスカードの方が有利と言えます。
(ただしJALカードはJAL便の利用でフライトマイルがたまるメリットもあります。)
メリット3:会社員の方も申し込み可能!
セゾンプラチナビジネス・アメリカンエキスプレスカードはその名の通り「ビジネスカード」です。
ビジネスカードは,通常は個人事業主・経営者の方向けですが,このカードは一般企業に勤める会社員の方も申し込みをすることができます。
申し込みのハードルが高くないのはメリットといえます。
デメリット1:年間200万円の利用は安くない
セゾンプラチナビジネスカードの最大の強みは年会費の割引制度です。
しかし,割引を受けるためには年間200万円以上の利用が必要です。
生活費等の決済が年間200万円に満たない方は,年会費が22,000円になってしまうのであまりおすすめできません。
デメリット2:国際ブランドはAMEXのみ
セゾンプラチナビジネスカードの国際ブランドはAMEXのみです。
店舗によってはAMEXが利用できない場合もありますので,利用の際は注意する必要があります。
ただし,現在ではAMEXブランドもVISAやMastercardと同等の使いやすさとなっているので,あまり影響は大きくないと思います。
結論
本記事のまとめと結論です。
- セゾンプラチナビジネス・アメリカンエキスプレスカードの特徴
年会費11,000円でプラチナカードが持てる(年間200万円以上の利用が条件)※廃止- JALマイル還元率は最大1.375%(JALカードよりも高い)
- 充実の旅行保険や空港ラウンジ無料など,旅行好きにとってうれしい特典満載
- メリット
年間200万円以上利用で年会費が割引- JALマイル還元率が高い
- 会社員でも申し込みが可能
- デメリット
200万円以上利用の難易度- 国際ブランドはAMEXのみ
セゾンプラチナビジネスカードは,以下の条件に当てはまる人に自信をもっておすすめできます。
年間200万円以上の利用ができる- JALマイルを効率よく貯めたい
- 旅行が好き
- 国際ブランドにこだわりがない
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
本記事では,セゾンプラチナビジネス・アメリカンエキスプレスカードを紹介しました。
JALカードよりもマイル還元率が高く,旅行好きの方にとってお得なサービスが充実しているので,条件の合う方は是非入会を検討してみてください。
それでは,よいJALマイル生活を!
執筆・ゆうすけ